初めての塾通い。
親も子ども緊張するし、
どんなスケジュールで勉強していったら良いのだろう・・・。
疑問も不安もどんどん湧き出てきますよね。
私もそうでした(笑)
まず2月に入って「最低限のやらなければいけないことにきちんと取り組む!!」
という小さい目標を立てました。
最初は「基礎力トレーニング」
2月に入ってから毎日行うものとして「基礎トレーニング(基礎トレ)」という1日10問の問題集が出ていました。
内容は「計算問題(四則演算や単位換算)」「1文の文章題」「シンプルな図形問題」があるのです。
(のちにわかるのですが、本授業でやった内容が授業の次の月に基礎トレーニングに反映されていたりとよく出来てるなぁと感心してしまう教材です。)
ちなみに提出義務はないので、やらなくても何か言われることはありませんのでそこは親の管理が必要なところ。。。
たった10問?されど10問。
親からしてみればたった10問。
子どもからしてみればされど10問・・・と言ったところでしょうか?
学校から帰宅して、当時はそろばんも週2回通っていた為、学校の宿題に基礎トレ。
塾の授業が始まって方は復習もプラスされるわけで、まとめてやってしまうと時間も取るし、
本人もしんどいだろうなぁ・・・と思ったのが率直な感想です。
それならばと、朝にこなしてしまおうと考えたのです。
朝学習のスタート
朝から勉強するなんて、正直しんどいだろうなぁ・・・なんて思ったのと
親が促さなくてはならない気の重さは半端なく・・・。
しかしながら我が家の場合ですが、
起床→身支度→学校の支度→朝食ができるまでは好きな漫画を読むことがルーティーンになっていた為、漫画読む時間あるなら出来るだろう(笑)という親の安易な考えからスタート。
最初は自分の部屋に学習机があったので、起きてすぐ机に向かって終わらせてから下に降りてくる。
そんな風にしていたわけですが、出来るけどムラがあるんですわ・・・(泣)
基礎トレの裏には解答も書いてある。もちろん見てるわけではないのですが、
親も毎日毎日「やってきなさい」なんて言うのはしんどいわけです・・・。
そうだ!!リビング学習にしよう!!
そこでリビングでやらせることにしました。
そしてその時私自身も子どもと向かい合って何かしらする様にしたのです。
携帯やパソコンで調べ物をする。塾の勉強関係の情報を収集する。
その時勉強していたお金関係の学びを深める、、、なんかをしていました。
これが意外と良かったようで、落ち着いてできることが増え、質問もすぐできる為癇癪が少し減りました。
まずは子どもが1日1枚をきちんとやり切ることが目標ですので
食事前に半分しかできなければ、食事の後に残りをやる。
食事前に3問しかできなければ、食後に3問、帰宅後4問で良いのだと思います。
何分かかるんや・・・と思いながらも、どんなに長くても1回15〜20分と決めて
そこで出来るだけの問題に取り組みました。
もちろん、ブーブー言われたり下手したらイライラから暴言を言われたり(笑)
なかなか机に向かえない日は、
テキスト、ノート、鉛筆、消しゴム、消しカスクリーナーと鉛筆削りを
『無言で・笑』ダイニングテーブルへセット。
この朝の15分すら勉強が続かないならば「塾自体続けることは無理だ」と私自身が
本気で思っていたので、親が折れないことも心に決めました(のちに心折れるのですが・・・笑)
1つ目標を毎日毎日、こなしていく中で少しずつルーティーン化していくのを感じました。
それでも先に心が折れそうになるのは親
2月の半ばから塾がスタートしてからは、
朝勉強だけでなく授業の復習も入ってきたので、朝晩の勉強が少し負担になってきた時期がありました。
「やる気がないから無理!!」
「やりたくないから無理!!」
「なんでやらなきゃならないんだ!!」
そう子どもに言われることが続きました。
子どもは平気で親にぶつかってきます。絶対こちらからは折れないぞ!!と決めた手前
親も最初は冷静でいられるけれど、やっぱり人間ですので腹も立ちます(私だけかな?笑)
流石にこの不毛はやり取りに限界を感じて、誓いもどこへやら・・・心が折れそうになりました。
しかしながら子どもは折れる気配がない(苦笑)
そんな時ふと思ったのです。
「私、中学受験はしたことがあるけど親の立場で関わったことはない」なと。
中学受験の母親1年生、ってことです。
あなたのやる気があるかないかは勉強することに関係ない
現在、私の中に確信を持って伝えていることが
「やらなければならないことに、あなたのやる気があるかないかは関係ない」ということです。
この考えに至ったのには理由があります。
冒頭にあるように、我が家は中学受験にものすごく積極的なわけではありません。
子どもの通う学区も中学校受験が当たり前ではない場所です。
なので、先をいくママ友を見つけることは難しく聞きにくい。
中学受験の子どもを持つお母さん達ってどんな心づもりで子どもと向き合っているんだろうと
図書館で中学受験に関する本を漁り始めました(笑)
最初に手に取ったのは「佐藤ママ」の本
1番最初に手に取ったのは「佐藤ママ(佐藤亮子)」さんの本でした。
佐藤ママと聞けば、東大4人入れたスーパーおかあさん。
喋っている彼女を見るとめちゃくちゃ教育ママで次元が違うなんて思っていたわけです。
主人からのアドバイスで
「何冊も出しているなら全て読んだ方がいいよ。そうすると筆者の言いたいことがよくわかるから」
と言われたので、とりあえず借りれるものは全て借りて読みました。
読み終わって感じたのは、
ただ教育ママではなく徹底的に子供のことを考えて突き詰めている人
ということ。
到底、私には全部真似することはできません。
子どもにあそこまで情熱を注げるのは、彼女の才能であって、私には間違いなく無理(笑)
でもエッセンスとして得るもの沢山ありました。
「必ずやらなくてなならないということに、
あなたのヤル気があるかないかは関係ない」
本当にその通りだなと思い、子どもにもそう伝えました。
半年後のとある文化祭でも、在校生が「やる気は待っていても出てこない」という受験に関する文章を載せていて、子どもも本当にその通りなんだよねと納得していました。
まだ小学校2年生。
聞く耳が持てないことは多々あるけれど、塾という習い事をしているというのは
こういうことなんだというのをなんとなくでもわかってくれたようで、
やり始めてから1ヶ月半で朝学習(基礎トレと少しの復習で30分)が定着してきたのです。
朝学習まとめ
まずはスモールステップで取り組むことが大切だったように思います。
10問できなければ3問でも5問でもハードルを下げること。
全部終わらせないとではなく、ちょこちょとやってクリアする。
そして親が15分だけでも良いから隣にいることがポイントだったように思います。
親が見ているとサボれないというのもありますが、朝2人で机に向かって過ごす時間は
親にとっても子どもとの関わりの時間を持てたということで、
普段忙しさで誤魔化していた罪悪感(笑)を解消するという点でも非常に良かったと思います。
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