塾が終わる時間になると、子どもを塾の前まで迎えに行きます。
塾は駅近で大きめの広場があるのですが、そこにお迎えのお父さんとお母さんが沢山。
塾から出てきた子ども達の表情はそれぞれ。
ぐったり疲れている子もいれば、親御さんを見て表情が変わる子もいたり、楽しかったー!!と出てくる子もいたり。
我が家は授業中がっつりアドレナリンが出ているようで、大興奮で出てくることが続きました。
「今日はどうだった?」
元々、その日の出来事を帰宅時に話す癖は幼稚園の頃からあり、
小学校に上がってもそれは続いていて、食卓で話すことにしていました。
私自身、子どもが習ってきたことに興味があるので、おかえりと同時にその場で
「今日はどうだった??」
と聞くようにしていました。
すると、その日に習ってきたことをばーーーーーーーっっと話し始めるのです。
私も主人も圧倒されてしまうほど、凄い速さで話し始めるのです。
授業での興奮度はここで
インプットとアウトプット
塾の授業はきっと進度も早くついていけないのではないかという心配から
「今日はどうだった??」
と聞いていたのですが、いつも間にか授業でインプットしたことをアウトプットしていく時間になりました。
最初は勢いで話すので何を言っているかわからないことも多いし、せっかく話してくれるのだからと
こちらも子どもの話を汲み取ってあげたいと真剣でしたので(笑)
高圧的に聞いてしまうこともしばしば・・・苦笑。
しかしながら続けていくと面白いもので
すると国語で使った物語の要約することが徐々に上手になってきました。
算数は苦手な部分はわかるようになってきました。
社会や理科に関しても、少しずつ知識量が増えている確認にもなり、とても面白かったです。
逆にあまり話せない時は、授業中での理解がアップアップで精一杯だったんだとわかり
復習をしっかりした方が良いという指標になっていきました。
ポイントは知らない「ふり」
小学校3年生の話ですから、大人が知っていることは勿論沢山あるわけです。
ですが「それは知ってる」という態度ではなく
「よく知ってるねー」「そんなことまで習ったの?!」
と、子どもが習ってきたことを全肯定、なんなら知らないふりをするようにしました。
知識を知らない人に伝えるには、ある程度のポイントを抑えた上で話すことが必要です。
勢いで話していたことが、段々考えて話す方向に変わっていきました。
考えて話すことで、授業で上がりきったテンションがしっかりと落ちて
復習にしっかり取り組めるようになりました。
勿論、テスト後もやっておく
また、数回行われたテスト後にもこれを繰り返していたら
塾から出てきて帰宅するまでがテストの分析時間になりました笑
今日はここまでが解けたけれど、ここが解けなかった。
ここがもう少し復習が必要だった等、勉強スケジュールに反映できるような会話になってきました。
記憶が新鮮なうちに話せるのは、復習効率も上がり、テストの見直しポイントも親が把握できる点では
良いことだと思います。
少しずつ。。。
最初はちゃんと話せないもしれません。
親の方も痺れを切らしてしまうかもしれません。
でも塾からの帰宅時間の10分だけ。15分だけ。子どもに時間を使ってみませんか?
きっと良いコミュニケーションの1つになることは間違いありません。
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